社員ブログ

「日本の建築は凄い」

投稿者:ブログ管理者 / 投稿日:2015/7/14

先週末に、中央工学校軽井沢研修所の施設見学会に行って参りました。
何で、専門学校の研修所見学に行くのか?
第一に積水工業には、中央工学校のOBが在籍している点。
非常に興味のある建築物がある点。近くにアウトレットがあるから(笑い)
並みの施設じゃないんです、これが。
色々な建物があるんです。
古民家・茶室・数寄屋造 ・能舞台等々。能舞台がある研修所って聞いたことあります?


(能舞台)

元々この研修所は、中央工学校の校長先生だった、時の総理、(故)田中角栄氏の別荘予定地だったそうです。
その土地を学校側で買い上げたところから始まったそうです。
その敷地の中に、様々な建築物や研修センターを建て、学生の人間教育の場として利用しているようです。
その中の古民家、「三五荘」がいいんです。


(三五荘)

元々山梨県の塩山という所にあった、庄屋の家を原田六郎さんという実業家が買い取り、
軽井沢に移築をしたそうです。
その移築をした年が1935年(昭和10年)であったところから三五荘という名前がついたようです。
庄屋時代からカウントすると、築200年程度経っている木造建造物です。
木造ですよ?木造。鉄筋コンクリート造の建物だって、50年程度で建替しているのが現代です。
しかも、作りがしっかりしているんですよ。大黒柱の太いこと、太いこと。


(三五荘 大黒柱)

梁もしっかりしていて、構造的には300年以上でも持つんじゃないかな。
但し、管理者いないと駄目ですが。
実は、今の天皇陛下も皇后様とご一緒にこの古民家を見学に来られたそうです。すごい。
200年以上も建っている木造建築物という側面だけでなく、
昭和初期に、山梨から軽井沢にどうやって、家を運んだのか?その方に興味があります。
高速道路もないし、大型トラックもないし。そもそも何で軽井沢に移築する必要があったのか?

原田さんという方は、この三五荘をゴルフに来た際のゲストハウスとして利用していたそうです。
この三五荘の隣には、名門中の名門ゴルフ場軽井沢ゴルフ倶楽部があります。
あの有名な白洲次郎が倶楽部の理事長をしていた際に、時の総理大臣(T中K栄氏)が プレーを拒否されたという、
日本でも一、二を争う、敷居の高いゴルフ場。
このゴルフ場、 ティーグランドでは、素振り禁止なんですって。厳しいね。
散歩がてらゴルフ場を覗きこんでみても、誰もプレーヤーがいない。
1日に10組程度しかプレーしないこともあるそうです。
いつかプレーしてみたいな。夢のまた夢。
先ずは軽井沢の住民にならないと話にならないようです。
この施設のお話はまた別の機会にさせて頂きます。
内容もりだくさんなので、今回はここまで。

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