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排水管の更新・更生工事
排水設備においても給水設備同様、20年~30年を超えて使用した場合、経年劣化等により水の流れが悪い・水漏れ・悪臭がするなどのトラブルが発生します。排水管の更新工事(取り替え)・更生工事(修復)が必要になってきます。
【施工例】
更新前(鋼管) | 更新後(樹脂管) |
排水用に使われる管材の特徴
商品名 | 硬質ポリ塩化ビニル管 | 建築排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管 | 耐火二層管 | 建物用耐火性硬質ポリ塩化ビニル管 |
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写真 | ||||
規格 | JIS K 6741 | WSP042 (日本水道鋼管協会規格) |
メーカー規格 | メーカー規格 |
長さ | 4m | 5.5m | 2m | 4m |
サイズ | ○ 40~600(15サイズ) |
○ 40~200(8サイズ) |
○ 40~150(7サイズ) |
○ 40~125(6サイズ) |
単位重量 (100φ) |
◎ 1.74Kg/m |
△ 8.81kg/m |
○ 6.8kg/m |
◎ 3.44Kg/m |
許容圧力 | 無圧 | 無圧 | 無圧 | 無圧 |
許容温度 | ○ 60℃以下 |
○ 60℃以下 |
○ 60℃以下 |
○ 60℃以下 |
スライムの 付着 |
◎ 付着しずらく、 スライムは剥がれ易い |
◎ 付着しずらく、 スライムは剥がれ易い |
◎ 付着しずらく、 スライムは剥がれ易い |
◎ 付着しずらく、 スライムは剥がれ易い |
内面祖度 | ◎ 0.010 |
◎ 0.010 |
◎ 0.010 |
◎ 0.010 |
防火区画 貫通 |
○ 防火区画貫通処理別途検討要 |
○ 消防予第344号通知により貫通可 |
○ 国土交通大臣認定消防評定品 |
○ 国土交通大臣認定消防評定品 |
遮音性 | △ 別途遮音対策要 |
○ 耐火二層管とほぼ同等 |
○ DVLPとほぼ同等 |
△ 耐火VPパイプSはDVLP、 耐火二層管と同等 |
防露性能 | ○ 保温が必要 |
△ 保温が必要 |
○ 条件によっては保温が必要 |
○ 条件によっては保温が必要 |
耐食性 | ◎ 樹脂性であり、腐食の心配なし |
○ 管端防食に注意が必要 |
◎ 樹脂性であり、腐食の心配なし |
◎ 樹脂性であり、腐食の心配なし |
接続方法 | ◎ 接着接合 |
◎ メカニカル式接合 |
◎ 接着接合 |
◎ 接着接合 |
配管工費 (100φ) |
◎ 0.2(人/m) |
○ 0.306(人/m) |
○ 0.318(人/m) |
◎ 0.245(人/m) |
配管作業性 | ◎ 軽量で塩ビ接着接合で 容易に施工できる。 |
○ メカニカルで施工は容易である 締め付けトルクに注意が必要 |
○ 外層の目地処理が必要 外層の破損に注意が必要 |
◎ 軽量で塩ビ接着接合で 容易に施工できる。 |
伸縮処理 | ○ 一定の箇所に伸縮継手は設置する。 |
◎ 伸縮処理不要 |
○ 一定の箇所に伸縮継手は設置する。 |
○ 一定の箇所に伸縮継手は設置する。 |