社員ブログ

レジェンドシリーズ第三弾「その名は健ちゃん」

投稿者:ブログ担当者 / 投稿日:2017/12/19

下の写真は12月2日に行われた、協力会社さんとの懇親会の一場面です。

立っているのが、協力会の会長様、
そして座っているのが、- レジェンド –『健ちゃん』です。

健ちゃんは、積水工業がまだ「金子設備工業」を名乗っている時代から当社を支えてくれているまさに積水のレジェンドです。
創業者である金子 康の同郷の遠戚にあたる方で、親父が田舎から強引に引き入れたような形でこの業界に足を踏み入れたのです。

その当時は職方の人数もほんの数名でやっていたと聞いています。
健ちゃんは当社では有名な頑固職人で、特に新人教育においては鬼軍曹として当社先輩社員に成り代わり、指導員として発破をかけてくれていました。
現在、積水の屋台骨として活躍してくれている40代の代理人のほとんどは、健ちゃんの愛のムチを頂きながら育った世代です。

話を懇親会に戻しますと、私が健ちゃんに
「積水工業の積水の由来を知っていますか?」と聞くと、
「中国の故事からとった言葉で、水をなみなみ蓄えて、その溜めた大量の水を一気に流し、相手を攻め落とす兵法の一つだろ、とお前の親父が何十年も前に言っていたぞ」と、サラサラお応え頂きました。
若干のニュアンスの違いはあるかもしれませんが、正に積水ストーリーでした。
この話を鬼軍曹の健ちゃんが何十年も前から知っていた、それを理解した上でいつも当社の若手に対して憎まれ役を買ってくれていたと気づきビックリ、そして感謝の思いが湧き上がる自分でした。

やっぱり、ちゃんと伝えるべきことは伝えないと。
技術も大切、理念はもっと大事。
そんな思いをさせてくれた健ちゃんに改めて感謝、感謝です。

70歳まであと数年、まだまだ元気に頑張ってもらいたいですね。

通話無料!当社スタッフが丁寧に対応します。
お気軽にお問合せください。

通話無料!当社スタッフが丁寧に対応します。
お気軽にお問合せください。

メールでのお問合せはこちら