社員ブログ

「アメリカンスナイパー」を観て

投稿者:ブログ管理者 / 投稿日:2015/3/5

久しぶりに映画ネタ。
クリントイーストウッド監督作品、「アメリカンスナイパー」を観た。
9.11同時多発テロ以降、アフガニスタン、イラクへの侵攻に参戦した、
特殊海兵隊員を描いた、ドキュメンタリー的な映画。

主人公は、実在した狙撃手=スナイパー、クリスカイルだ。
しかもかなり優秀で、戦場ではレジェンドと言われ、
敵からみれば、悪魔のような存在だ。

アメリカ軍陸上部隊の進軍に伴い、
後方から、部隊を支援する(進軍の先にある不審者等をいち早く発見し、狙撃するのが役目)。

これ以上の話については映画館でご確認下さい。
1800円とちょっと高いですが。

感想を言わせてもらえば、「アメリカはあらゆる面で強い国だ」と改めて感じた映画だった。
そしてかなりショックだった。

人の「死」の受け止め方、人の「命」を奪う=「殺人」の惨さや・正当性・大義。
大切な人が殺されるという「現実と悲しみ」、アメリカ人は「死」を皮膚感覚(現実の問題として)で捉えている。

「集団的自衛権」について、まだコンセンサスも得られない日本。
何十年にも亘って、人の「死」から目を背けてきた国民が、はたして本当に、
自分、仲間、家族の生命を守る為に人の「命」を奪うことができるのか?
自分が銃の引き金を引かなければ、自分が、大勢の仲間の命が危険に晒される。
その時、ライフルのスコープの先では、自分の子供と同じ年頃の子供が 懐に何かを忍ばせて、こちらに向かってくる。

あなたは引き金を引くことができますか?
僕にはできない。

話は大きく変わるが、監督のクリントイーストウッドをご存知ですか?
「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「ダーティハリーシリーズ」等、とにかく銃を撃ちまくるアクションスターだった。
渡哲也の大門軍団も撃ちまくりだったが。 ダーティハリーは、44口径の大型拳銃を撃ちまくり放題だった。
勧善懲悪的な世界観。何となく、「北斗の拳」をイメージする。絶対に負けないイメージだ。
悪いやつは絶対に許さないというスタンス、悪を撃ちまくる爽快感で、かなりの人気シリーズだった。

映画監督になってからは、「マディソン郡の橋」「ミスティックリバー」
「ミリオンダラーベイビー」「硫黄島からの手紙」等々、
かなりいい映画を撮っている。アクション俳優らしからぬ活躍ぶり。

久しぶりにクリントイーストウッドの話をしていたら、親父の顔が浮かんできてしまった。
俺が小さい頃、日曜洋画劇場で「ダーティハリー」シリーズを観ては、
「やっぱアメリカの刑事は凄いな」といつも感嘆の声を上げていた親父。
そんな親父を見て、俺はいつも「こんな刑事居る訳ないよ」と冷めた心の中で思っていた。
この時代、「太陽に吠えろ」「Gメン75」「西部警察」等々の刑事シリーズが全盛だった。
西部警察というドラマで渡哲也がいつも散弾銃を打ちまくっているのを観て、
「散弾銃で人質を抱えた犯人を撃っちゃ駄目だよ、人質諸共死んじゃうよ」と思っていた私でした。
そういえば、この時代の刑事シリーズには、あまり裏がなかったな。
キャリア組と所轄の争いもなかったな。
何が言いたいのか分からなくなってきたので、この辺で終ります。

アメリカンスナイパー是非観てみて下さい。 ミティックリバーもいいですよ。

安全品質管理部 K子

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