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これからは「もったいない」・「長持ちさせる」が主流に

投稿者:ブログ担当者 / 投稿日:2022/12/6

異常気象等による環境破壊が懸念されている昨今ですが、二酸化炭素の削減は

全くと言っていいほど進まず、増加傾向に拍車がかかっています。

地球人口100億時代を迎えるといわれる中、地球温暖化がさらに進むと予想されています。

地球温暖化の一因は間違いなくCO2の増加ですが、CO2を削減すれば

全ての問題が解決できるわけではありません。

全ての機器を省エネ製品に交換し、電気自動車に交換しても解決はできません。

 

世界各国でSDGsへの取り組みがなされており、各企業においてもPRに

使用されるケースが増えています。環境負荷低減の為に年賀状送付を取り止めます

という企業も増えています。ところが、機械や物を大切に長く使い続けましょうと

言う企業は皆無です。本当に環境の事を考えるなら、一つのものを大切にし、

長く使い続けることが一番いいことだと思います。

廃棄物が減り、全体としてCO2の削減に大きく貢献できるはずです。

経済活動自体は停滞するかもしれませんが、地球環境が崩壊することに比べれば

大きな問題ではないでしょう。 企業は売上につながらないことは宣伝しません。

メディアも同じです。環境保全を訴えながら新商品をどんどん開発、販売する

という流れを至急止めなければなりません。

 

建物保全ついても、最近は長寿命化対応技術がかなり出てきています。

例えば建築用タイルの張り方の変化です。今までは、モルタルを薄塗し、

その上からタイルを張り、目地を埋めていくというのが通常の工法でした。

Q-CAT張り工法では、接着剤を利用するため、モルタル張りに比べると

剥離する可能性が大幅に改善され、且つ長寿化することができます。

地震にも強く、修繕周期を大幅に延ばすことが可能になります。

このような技術や工法が設備工事部門においてもどんどん普及すると思われます。

 

また、日本国内において人手不足、職人不足が急激に進んでいます。

物価高騰も進み建築コストは新築・改修問わず上昇を続けています。

一方で、老朽化した建物の建替事業が進み、このままでは建設需要を消化することは

困難な状況になってしまいます。このような状況を少しでも緩和する為に、

建物や設備機器類の長寿命化が重要になってくるでしょう。

新築時だけでなく改修工事の際にも、建築資材や配管材料、機器類をコスト重視ではなく、

長寿命化をテーマにして選択する時代が来るでしょう。

我々も単に機器を交換するのではなく、本当の意味でお客様の為になり、

地球環境にも貢献できる提案をしていかなければなりません。

コスト重視で短命に終わるものを原材料として選べば、

将来に大きな負債を残すことになります。

企業は今だけでなく、未来にも責任を負う必要があるでしょう。

 

以上

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