社員ブログ

「安全は全てに優先する」を改めて思う

投稿者:ブログ担当者 / 投稿日:2022/4/7

積水工業が常に掲げるスローガン。「安全=命」は何よりも大事なものだ。

そして一旦失えば絶対に元には戻らない。

日本の建設業界では「安全第一」という標語を掲げる会社が非常に多い。

そういう会社の現場では「ゼロ災」という言葉もよく使われる。

労災事故を「絶対」に起こすなと檄が飛ぶ。世の中に絶対ということはほとんどない。

唯一絶対があてはまるのは、人は必ず死ぬし、死んだら蘇らない。

絶対に達成しろ、絶対にやるなと言われ続けると、人は隠したり、数字を誤魔化したりと

本質から目を背ける為の術を身に着けてしまう。

絶対などない。絶対という言葉には人の思考を停止させる力がある。

思考停止に陥らず冷静にリスクを分析して、冷静に対策を実行する。

そういった姿勢が人の命を救うのだ。

積水工業が「安全第一」を掲げない理由は人の命は順番で計るものではないと考えているからだ。

「安全第一」を掲げた会社においても「顧客第一」「お客様第一」「利益第一」

という言葉も同時に掲げている会社が少なくない。

一体何が一番大事なのか?安全やコンプライアンスがお客様や利益の犠牲になるシーンを数多くみてきた。

 

今まさに罪もない人命が侵略戦争により踏みにじられている。

21世紀にこんなことが起きるなんてと世界中の人が思ったはずだ。

いかなる理由があっても人の命を奪う権利など人にはない。戦争だから許される殺人なんてない。

やられたらやり返す、勝手に仮想敵国を造って、対抗する為に核保有(シェアも含め)しようなんて尋常じゃない。

武器を持つと人は使いたくなる、武器を売って大儲けをする企業が必ずある。

武器を更新する前に必ず古い兵器を使いたくなる。

来年度は防衛費6兆円以上必要だと叫ぶ政治家。国民の貯金を担保に1000兆円を超える借金(国債)をしている国が使うか分からない国防費に6兆円を充てる。

そのお金があれば国民はもっともっと幸せになれるかもしれないのに。 

ウクライナの若者がテレビの取材に応えていたのを思い出す。

「独裁者が悪いと言ってもその独裁者を民主主義の名の下で選んだのは国民だ。だから独裁者だけでなく国民にも罪がある。国民は立ち上がるべきだ。」本当に当たり前のことだと思う。

ヒットラーも実際は選挙で選ばれた独裁者だった。

日本国内においても、ロシアが悪い、プーチンが悪い、プロパガンダによって国民は騙されている。等々の意見を毎日毎日マスコミが流している。

芸人や芸能専門のコメンテイター、コロナのついでにという感じで産婦人科医が正論ぶって話をしている姿を見ていると、怒りさえ覚える。

日本に於いてもかつて全く同じことが起きていたはずだ。

正確な情報を伝えない。軍の発表する情報だけを垂れ流す。批判する者には非国民のレッテルを貼る。

世界から孤立し、資源が枯渇する前に他国に侵攻してきた歴史を我々も持っている。

今のロシアと何ら変わらぬ勝手な戦争を起こしていた。

今のマスコミの質の低下は戦時中以下とも言われている。

日本及び日本人には未だにそれらの非人道的な対応を許してしまう土壌があることを忘れてはならない。

仮想敵国を勝手に想像するよりも、仲良くなる術を考えて欲しい。

人の命を大切にする政策を考え、実行して欲しい。そう願うばかりです。

 

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