社員ブログ

スーパーゼネコンも現場閉鎖へ

投稿者:ブログ担当者 / 投稿日:2020/4/15

4月8日から始まった緊急事態宣言。
我々建設業においても宣言後の対応は総じて、お客様のご都合もあるので、気をつけて「継続」という判断だった。

当社においても、社員に対して基本的には在宅勤務もしくは自宅待機を命じた。
しかし、実際には発注者であるお客様かゼネコンが現場中断を決定しない限り、我々としても休む訳にはいかないという状況が続いていた。
大手ゼネコンでは西松建設さんが宣言後、直ぐに現場中断の意向を明確に打ち出した。
その他のスーパーゼネコンは基本的に「継続」という判断で動いていた。

ここにきて、スーパーゼネコンの現場において、同じ作業現場の複数人が同時に感染するということが明らかになり、且つその内1名が亡くなるというニュースが出た。
そのゼネコンは直ぐに緊急事態宣言対象地域の現場の中断を決定した。
作業現場において複数名が同時に感染、つまり現場でクラスターが発生した可能性があるということ。
作業所の現場環境は通常のオフィスや工場に比べ、決して良いと思える設備は整っていない。
密閉された空間は少ないが、場所によっては三密に該当する環境も存在する。

今回の感染事例を機に、おそらく他の大手ゼネコンも、現場中断へと大きく舵を取る可能性が出てきた。
見えない敵、動きの予測ができない敵に対しては、我々も通常もしくは想像以上の対策を講じる必要がある。
最優先されるべきは【人命】です。
やり過ぎと思われるぐらいの対策がこれからも求められてくる。

但し、緊急事態宣言を出すからには、日給で働く多くの建設作業員等への補償制度等も同時に発表して頂けると助かると思う。
現場の職人さんにとって「休業=無給」を意味する。
5月6日の宣言期限は延長される可能性もある。
政府には今からでも遅くないので、補償及び支援制度の早期実行をお願いしたい。

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