社員ブログ

TVでパラボラアンテナをみて思うこと

投稿者:ブログ管理者 / 投稿日:2014/11/20

一年たちましたFです。
NHKでパラボラアンテナの不思議みたいな番組を再放送していた。

「物を当てて一点に返ってくる曲線を見つける」みたいなものだ。 この番組には、天文台が登場する。
国立天文台の一つ、長野県の野辺山天文台だ。
ここのものは大きなものから小さなものまであるので、パラボラアンテナの曲線は同じだから比較しているのだ。

野辺山といえば・・野辺山天文台を作った天文学者と友達だった。
過去形なのは、すでにお星様になってしまったから。
素敵なおじさまで、とても気さく。若輩?の私とも、楽しく交流していただいたものだ。
通称は「おじさん」で、いまも星祭ではおじさんの話題が途切れない。

そんなおじさんが、私が朝霧高原という場所で仕事をしていた時期、
「野辺山と朝霧高原とで、天文台どっちに作るか検討したんだよ」と裏話を教えてくれた。

何度か一緒に野辺山にも出かけた(下写真)。
天文台を知り尽くしている人に(すでに引退していたが、やはり顔パス)案内していただいたのだ。「役得」である。
おじさんと約束して、果たしてもらえなかったことが一つある。


「今度一緒に、パラボラアンテナにのぼろうね」
だ。

野辺山天文台は電波天文台。宇宙から来る電波の観測を行なうものだ。
望遠鏡をのぞいて星を見るという天文台ではない。あるのはパラボラアンテナとその制御施設などである。
野辺山が有名なのは、単独で観測する一番大きなものが直径46mあるからだ。
大きなものを初めて作ったという事もあるけれど。

ただし現在の主流は、小さなパラボラアンテナを等間隔に長い距離置いて観測する。
その距離がパラボラアンテナの直径に値するらしい。
野辺山にも、写真のように、中くらいや小さいものが、
移動用線路と共にたくさん設置されている。
日本は規模が小さいけれど・・・


上の写真は、海外の施設 広大な原野にパラボラを等間隔に広げて使用する

「おじさん、46mパラボラ一度のぼりたかったなぁ~。
だけど、約束していたときは知らなかったけど、
私は高所恐怖症のようなので、それでよかったと今は思う・・・(苦笑)」

上の写真は海外の山の中にある施設。大きさは世界一。

今年の夏の星祭、参加できませんでした。来年こそは参加するぞと心に誓った夏。(何回目?)

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