コラム

浴槽(お風呂)のトラブルを解決するために必要なこと

浴槽トラブルチェックポイント

1日の疲れを癒すお風呂は、家のなかでも水回りのトラブルが起きやすい場所の一つです。浴槽や浴室などに思わぬトラブルが起きたら、気持ちよくお風呂に入ることができません。
そこで今回は浴槽などお風呂でよくあるトラブルを解決するために必要なことを紹介します。慌てず対処できるように、トラブルの解決方法を知っておきましょう。

浴槽(お風呂)のトラブル解決のチェックポイント

浴槽や浴室などお風呂でトラブルが起きた時、解決するために必要なチェックポイントを紹介します。

1. どんなトラブルか把握する

浴槽や浴室のトラブルはさまざまなものがあります。よくあるトラブルは次章で紹介しますが、まずはどんなトラブルが起きているか把握しましょう。不具合が起きている場合は原因を探ります。

2. トラブルごとの解決方法を試してみる

トラブルの原因がわかったら、トラブルに対して適切な対処方法を試してみましょう。よくあるトラブルの解決方法は次章で説明します。ご自身で解決できるトラブルもたくさんあるので、落ち着いて解決方法を試してみるのがおすすめです。

3. 自分で解決できない場合は速やかに業者か大家さんに相談する

対処方法を試しても改善が見られない場合は、何か別の原因があるのかもしれません。ここで焦ってあれこれと試したり、無理矢理トラブルを解決しようとしたりすると、浴槽を破損させてしまうなど、大きなトラブルに発展してしまうことがあります。

持ち家の場合は、できるだけ早く業者に相談することをおすすめします。賃貸の場合は大家さんや管理会社が対応してくれるケースが多いので、一度相談してみましょう。

浴槽(お風呂)でよくあるトラブル

浴槽(お風呂)のトラブル
浴槽や浴室など、お風呂でよくあるトラブルと解決方法を紹介します。今困っているトラブルが当てはまるなら、解決方法を試してみましょう。

浴槽や浴室排水溝のつまり

お風呂のトラブルで多いのが、浴槽や浴室排水溝のつまりです。浴槽の排水溝と浴室の排水溝はつながっているため、排水管の先に固形物が詰まった場合、どちらも流れなくなりかねません。
とくにトイレとお風呂、洗面台が一緒になった3点ユニットバスの場合、石鹸や髪の毛、皮脂などが原因で詰まることがあります。

また、お湯を抜くときにお子さんが遊んでいたおもちゃなどを流してしまって、排水溝や排水口が詰まってしまうケースも多いです。

浴室排水溝は石鹸や髪の毛、皮脂などが溜まるとヘドロのような状態になってしまいます。全てが絡み合って、かなりひどいつまりを起こしていることも珍しくありません。
つまりの原因が髪の毛であれば、パイプクリーナーや水酸化ナトリウムの入ったハイターなどを流してしばらく置いて水で流してみましょう。

髪の毛のタンパク質を溶かしてくれるので、改善する可能性があります。

皮脂や石鹸カスが溜まってヘドロのようになっている場合は、重曹とクエン酸を適量かけて少し時間を置いてみてください。時間の経過とともにヘドロが溶けて、つまりが解消される可能性が高いです。
固形物の場合、手で届く場所に固形物があるのなら取り除いて構いません。

ただ引っかかってしまってうまく取れない場合、無理矢理取ろうとすると排水管や浴槽を壊してしまう可能性があります。すみやかに業者か大家さんに相談しましょう。

シャワーや蛇口からの水漏れ

シャワーや蛇口からの水漏れは、蛇口やシャワーヘッド、接続部分のパッキンが劣化していたり、シャワーホースに亀裂が入っていたり、シャワーヘッドが故障していたりという可能性があります。
シャワーヘッドや蛇口が水漏れを起こしている場合、連結部分を締め直せば解決することが多いです。作業をする前に必ず止水栓を閉めて、連結部分を締め直しましょう。

パッキン・シャワーホース・シャワーヘッドの劣化や故障の場合はパーツを交換することで解決する可能性があります。ご自身で交換する場合は、メーカー・型番を調べて購入してください。
水回りの修理をしたことがない方、水回り修理に関する知識がない方は業者に依頼した方が手間がかかりません。部品を間違えて購入するという心配もないので安心です。

お湯が出ない・お湯がぬるい

お風呂のお湯が出ない場合、お風呂以外の場所でもお湯が出ないのか確認しましょう。お風呂以外の場所でお湯が出る場合は、浴槽の循環フィルターが詰まっていたり、シャワーのサーモユニットがうまく作動していなかったりする可能性があります。

循環アダプターや温度調整に使用するサーモユニットはご自身でも交換可能です。浴槽やシャワーヘッドの説明書を見て、メーカー・型番があったものを購入して交換しましょう。

ただ、水回り修理に関する知識がない方は業者に依頼するのがおすすめです。また、お風呂のお湯だけが出なかったり、ぬるかったりする場合、循環アダプターやサーモユニット以外に原因があるケースもあります。せっかく交換したのに他の箇所を直さなければいけないのはお金が余分にかかってしまいますから、原因がはっきりわからなければ、業者に依頼した方が確実です。

お風呂以外でもお湯が出なかったりぬるかったりする場合は、給湯器自体に問題がある可能性が高いでしょう。この場合は、すみやかに業者か大家さんに相談してください。

浴槽(お風呂)のトラブル解決!失敗しない業者選びのポイント

業者選びのポイント
浴槽や浴室でトラブルが起きたら慌ててしまいますが、そんな時こそ冷静になりましょう。ご自身で解決できない・原因がはっきりしないという場合は、業者に依頼した方がスムーズにトラブルを解決できます。信頼できる業者に依頼できるよう、選び方のポイントを押さえておくと安心です。

水道局指定業者に依頼する

水道局指定業者とは、法律に定められた水道工事ができると自治体に認められた業者のことです。[注1][注2]
水道局指定業者ではない業者は行える工事が限られているため、水道局指定業者を選びましょう。指定業者の場合はホームページに記載があります。

[注1]e-GOV法令検索:水道法
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=332AC0000000177 (参照:2022/3/29)
[注2]横浜市:メーター下流側漏水修繕事業者リスト
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/suido-gesui/suido/mizumore/karyurisuto-kensaku.html (参照:2022/3/29)

事前見積もりをしてもらう

慌てていても事前見積もりは必ずとりましょう。見積もりを出してもらえない場合は断った方が安全です。また、作業後に想定外の費用を請求されてしまうことがないよう、追加費用がかからないかどうかも確認しておきましょう。
作業前にどのような工事を実施するのか、費用がいくらくらいかかるのかなどを詳しく説明してくれる業者を選ぶのがおすすめです。

ホームページで創業年数や実績を確認する

業者の技術力は一概には図れませんが、創業年数や今までの施工数など実績を確認すれば、ある程度は判断できます。また、専門資格を持っているスタッフがいるかどうかも確認してください。口コミサイトを参考にするのもおすすめです。

即日対応や迅速な対応をしてくれるかどうかチェック

お風呂の修理を含め、水回りの修理は早く対応してもらいたいケースが多いはずです。業者を選ぶときは、24時間365日対応していて即日対応可能な業者を探してみましょう。また問い合わせをしてから迅速な対応をしてくれているかどうかも見極めてみてください。

ご自身で解決できなさそうな浴槽(お風呂)のトラブルは業者に相談しよう

お風呂で起きるトラブルは今回紹介した以外にも、さまざまなものがあります。浴槽や浴室排水溝のつまりは比較的簡単に解決できるトラブルですが、そのほかのトラブルは専門知識が必要なものがほとんどです。

無理矢理修理しようとすると、更なるトラブルを招いて、修理費用が高くなってしまうこともあります。「原因がわからない」「自分ではできそうにない」と判断した場合は、できるだけはやく業者か大家さんに相談するのがおすすめです。

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