コラム

給水管更生の重要性

給水管が老朽化した際にとるべき手段として、理想的なのは「新しい給水管への取り替え」ですが、さまざまな理由で、その取り替えが困難となるケースも少なくありません。ですので、給水管を更生すれば、給水管の寿命を延ばせます。

給水管の更生とは、端的に言うと「給水管を取り替えることなく、リニューアルする」ことです。
給水管を家にたとえるなら、

  • ・家の建て替え=給水管の取り替え
  • ・家のリフォーム=給水管の更生

とイメージしておけばよいでしょう。

つまり、家のリフォーム同様、給水管の内部を手入れしておけば、今後の老朽化が食い止められ、管の寿命を延ばせます。
給水管の取り替えと更生の違いを具体的に説明します。

給水管の取り替えは手間やコストがかかります
特にマンションやビルの給水管を取り替える場合、壁や天井・コンクリート部分に穴を開ける必要が出てきます。
そうなると、マンションやビルなどの集合住宅の場合、管理との兼ね合いもあり、老朽化による給水管の取り替えが難しくなります。
それに比べて、給水管の更生は、取り替えに比べ、手間やコスト、居住者や利用者への迷惑や負担が軽減できるというメリットがあります。
つまり、給水管の更生は「取り替えほどの大きな負担をかけずに、給水管を長持ちさせる」ということを実現するための一つの手段だというわけです。

給水管の代表的なトラブルとして挙げられるのが、給水管内のサビや汚れによる「詰まり」です。サビや汚れが給水管内に年数と共に溜まっていくと、それがコブ状になり、管内を詰まらせてしまいます。

給水管内で詰まりが起きると、赤水が出てくるだけではなく、管が水圧に耐えきれえず、破裂やヒビの原因になります。

給水管の素材はさまざまですが、どんな素材も、「年数がたっても劣化しない」というものは存在しません。ですから詰まりなどの本格的なトラブルが起こる前に、更生をするなどして、給水管の状態を改善することが大切です。

しかし、更生できる範囲には限度があります。「漏水がひどすぎる」など、老朽化やトラブルの状態があまりにも進行してからでは、更生では対処できなくなってしまい、取り替えせざるを得なくなるケースもあります。

給水管の更生を考えるタイミングは、素材や使用状況によって差はありますが、金属製の給水管であれば、15~20年。樹脂製であっても20年を過ぎたあたりを目安に更生をするのがおすすめです。

給水管更生のための工法はいくつかの種類があります。なかでも代表的な工法に、「パイプライニング工法」が挙げられます。
給水管内の水垢やサビなどの汚れを落としてきれいな状態にして、給水管の内側に気流やピグ(ボール)を使って、防錆効果のある樹脂の膜をはります。

管内に新たな被膜を作ることによって、給水管の耐用年数を10年程度も延ばせる画期的な効果が得られるこの工法。炭素鋼管をはじめとした金属製の給水管の更生によく使われます。

こうした更生工事は、「今ある給水管の問題をとことん軽減し、今後長持ちさせる」という目的で行うものですから、その施工には信用できる技術が必要です。
長年の実績を持つ、腕と見立てが確かな業者に依頼しましょう。

給水管を更生すれば、管を取り替えずに、給水管の寿命を延ばせます。
給水管を取り替えようとすると手間やコストがかかります。さらには対象となる建物の居住者や利用者の負担も、非常に大きなものとなってしまいます。
ですが、給水管の老化が進むと更生では対応できません。適切なタイミングを見計らい、信頼できる業者に依頼しましょう。

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